山口県公立高校入試の「特色選抜」の導入について

先日、県教委から令和８(2026)年度公立高校入試について、推薦入試を廃止して「特色選抜」を導入すると発表されました。

大きな変更点としては、中学校の校長の推薦なしで出願でき、自己推薦に近いものになります。

現在の中学１年生からの実施になりますが、すでに同じような入試を実施している他県の状況からみると、受験の視野と機会が広がるとともに、普段の学習の様子である「通知表の評価や活動」が一段と重要となっております。
１年生時(現在の１年生のみ2年生から)からの学習が今までよりも評価されることになりますので定期テストや通知表のウエイトが大きくなると思われます。

応募については、各高校が定める「入学時に期待される生徒像」（アドミッション・ポリシー）や成績などの「出願要件」を満たす必要があり、従来通り合格内定となった場合は入学を確約できることも条件です。
なお、アドミッション・ポリシーは各高校のホームページなどで公表されます。

検査は面接に加えて、小論文、口頭試問、基礎学力検査、実技検査、総合問題など各高校が決める独自検査を課す場合もあるとのことです。
特色選抜の定員は、普通科体育コースは入学定員の75%以内、その他の学科は50%以内で校長が定め、県教委が承認することになります。

現在の中学１年生の高校受験からの変更になりますのでご注意ください。

詳細はLinkでもご確認いただけます。⇒Ｌｉｎｋ